スーパーサイズ・ミー | 縁溜 ~えんため~

スーパーサイズ・ミー

B00067HDY8 スーパーサイズ・ミー
モーガン・スパーロック

レントラックジャパン 2005-07-08
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おすすめ平均

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★★★★★★★★☆☆

スーパーサイズ・ミーって「僕を特大にしよう」って意味だったなんて、映画を見るまで知りませんでした。めっちゃ映画の概要だけが頭に残ってずっとずっと見たかった映画です。

この映画はドキュメンタリーとしてみた方がいいんかなぁ。って多分そうでしょう。

この映画の上手なところはやっぱり、自分自身が実験体となりながら映画という媒体を通してメッセージを伝えようとしているところにあるでしょう。やっぱ、本人が頑張っている姿を見ていると伝わってくるメッセージ性も強いし、何より受け手となる自分たちも真剣に受け止めやすくなると思う。

この映画の主題(もっとも訴えたかったこと)は、ファーストフード・ジャンクフードの危険性を証明する→多くの人に知ってもらうことだと思うんですが、僕が何よりも目に付いたのは主人公(=モーガン)の命の危険があるとわかりながらも、実験を続けていくその気合と根性・勇気でした。

パートナーの支えも大きかったでしょうが、後半戦に入ってからドクターストップがかかった時、モーガンは完全に一人ぼっちな状態だったはずです。なぜなら、周りのみんなはやめるという選択肢「しか」勧めないから。彼のことをよく知り、心配する人ならその選択肢を勧めるのは当たり前です。そして、彼自身も身の危険を感じていた。

それでもやり遂げようとする意思は本当に立派です。この行為を「馬鹿げている」と揶揄する人もたくさんいるとは思いますが・・・。

それにしても食品業界はひどいですね。もちろん、そうじゃない企業はたくさんあると思いますが本当に「自分たちの都合」だけでしか商売をしていない。そして、そのターゲットは1,2歳の幼児から始まっている。

自分たちが日頃食べている食事に関して、現代人はもう少し関心を持つべきなのだろうと思います。・・・といいつつめんどくさがりな僕がいます。

とまぁ、こんな感じでこれからのんびりと映画の感想をつらつら書いていこうと思います。

関連サイト
「スーパーサイズ・ミー」モーガン・スパーロック監督インタビュー