偽造キャッシュカード対策 | 縁溜 ~えんため~

偽造キャッシュカード対策

Fuji Sankei Business i:金融庁、偽造カード問題で銀行に対応策を要請

金融庁は22日、全国銀行協会などを通じ、各金融機関に対して偽造キャッシュカード犯罪の予防策、被害補償を含む事後策などを策定するよう要請した。

要請の具体的内容は、偽造キャッシュカード問題に対する金融機関の取り組み態勢の整備ATM(現金自動預払機)操作中ののぞき見防止策ICキャッシュカードや生体認証などの導入検討1日あたりATM引き出し限度額の引き下げなどが含まれる。

同庁が22日公表した調査によると、犯罪集団による現金の引き出しは、95%までが3日以内に行われている一方、被害者の約3割が半月以上被害に気づかないといった実情も明らかになった。

金融庁では、ATMでの引き出し限度額を引き下げることで、被害の高額化をある程度防ぐことができるとみている。




最近、スキミングによる被害が増えてきています。それに伴い、金融機関の対策が求められています。まずスキミングとは何でしょうか?みなさんも知っていると思いますが、一応載せておきます。

スキミング
他人のクレジットカードやキャッシュカードの磁気記録情報を不正に読み出してコピーを作成し、使用する犯罪行為。「スキマー」と呼ばれるカード情報を読み取る装置を用いて情報を複製する。

スキミングはカードの盗難と違って、カード自体が「無事」であるため、被害者が被害に気づきにくいという特徴があり、より巧妙であると言える。


参考URL:IT用語辞典 e-Words スキミングとは

金融機関は、ICカードや保険制度の導入を検討していますが、どちらも地方銀行にとっては負担の大きな問題となっています。民主党はこの件に関して対策案を打ち出したようです。

1.預金者の故意・過失の立証責任は金融機関が負う
2.立証できない場合は金融機関が補償額を負担する
3.銀行側に一方的に有利な約款は定めない


預金者にとってはいい感じの案が検討されていると受け取れました。また、銀行や国に頼るだけではなく、自分だちで出来る予防策はないのでしょうか?このことに関して面白い記事がありました。

東京新聞:暗証番号57%が生年月日絡み

最近の技術の進歩はすごいので、暗証番号を割り出す方法もあるかもしれませんが、暗証番号をわかりにくくするのは初歩的な予防策ですよね。といいつつ、僕自身暗証番号は生年月日を少しいじっただけなのですが・・・。

僕とか収入も少ないので、現時点では被害にあうことはないと思いますが、すでに被害にあった方々は銀行を相手に頑張っています。この結果が、これからの銀行の対応にも直接影響してくるので、陰ながら応援しています。銀行側もこの犯罪には大いに頭を悩ませているでしょうね・・・。そもそも最近は偽造に関する犯罪が多過ぎます。

参考URL
MSN-Mainichi:偽造キャッシュカード 動きだした被害対策