警察の意義を問う | 縁溜 ~えんため~

警察の意義を問う

asahi.com:子供ら男に刺され、11カ月男児が死亡 愛知、男を逮捕

4日午前10時45分ごろ、愛知県安城市住吉町3丁目、イトーヨーカドー安城店から「子ども服売り場で子どもが男に刺された」と110番通報があった。同県岡崎市宇頭町、会社員青山圭一さん(34)の次男、翔馬(しょうま)ちゃん(11カ月)が頭を小型包丁で刺されて間もなく死亡。長女の瑠菜(るな)ちゃん(3)は顔をけられて軽いけがをしたほか、瑠菜ちゃんをかばおうとした女性(24)も殴られ顔にけがをした。県警は、安城市内の路上にいた男が犯行を認めたため殺人未遂容疑で緊急逮捕した。男は、「殺してやろうと思った」などと供述、県警は容疑を殺人に切り替えて調べている。

逮捕されたのは、住所不定、無職氏家克直容疑者(34)

氏家容疑者は、今年1月末、同県豊橋市内の刑務所を出所し、放置された廃車の中などで寝泊まりしながら、仕事を探すために名古屋に向かう途中だった。安城市内には2日前に来たばかりという。調べに対して、「何日か前からいらいらしていた。『殺せ』などと雑音が聞こえた」などと供述しているという。

現場は名鉄新安城駅近くの住宅街。事件発生後、近くの小学校では玄関に鍵をかけ、教職員が校門前で警戒するなどの措置を取った。




今日の夜に夜行バスで大阪に帰り、明日一日大阪で就職活動関係、その後再び夜行バスで東京という予定ですので、少し早いですが明日のブログを投稿しておきます。

また罪のない子供が殺されてしまいました・・・。翔馬ちゃんの乗っているベビーカーの前に立ち、突然包丁を突き刺したということです。こんな犯行を誰が予測できると言うんでしょうか・・・。このニュースを読んで僕は犯人だけではなく、警察に深い怒りを覚えました。

犯人は今年の一月末に出所したということは、まだ出所してから一週間も経ってません。前回がどのような犯罪で拘置されていたかなんてことは正直どうでもいいです。問題は出所からたった一週間しか経っていないということです。つまり、出所する時点ですでに精神的に問題が生じていたと考えるのが自然の流れではないでしょうか?警察は何を考えて出所を認めたんでしょうか・・・。刑期を過ぎたから(問題があっても)出所させるなんておかしすぎます。

僕はこの犯行が起こってしまったのは警察の過失であると考えます。なぜ警察は犯罪が起きてからでないと行動に移さないんでしょうか・・・。奈良女児誘拐殺人事件という悲しい事件は警察に何の教訓も残さなかったんでしょうか・・・。今回は本当に「予防できた」犯行のはずです。

誤認逮捕の可能性があり、犯人がまだいるかもしれないという可能性から取った対策かもしれませんが、近くの小学校の対応にも疑問です。犯人は逮捕されたのに、慌てて警戒態勢にする。そのことに意味はあるんでしょうか・・・。本当に大切なことは日頃からのパトロールであったり、集団登下校による対策だと思うのですが・・・。もしかしたらそういう対策は、すでにされているかもしれません。少し冷静な判断が出来なくて乱暴な言い分になってしまって申し訳ありません

こうしてこのニュースを知って僕や他の方が怒ったとしても、亡くなった翔馬ちゃんは返ってきません。そしてご両親、お姉ちゃんの深い悲しみが和らぐこともないことは理解しています。

いつもニュースを読んで意見するだけの自分が滑稽に思えてきました・・・。でも無関心ではありたくないです。これからも読まれた方が不快になるような記事も書くかもしれませんが、止めないで続けていきたいと思います。